
関節鼠
股関節に痛みを伴う病気の一つに、「関節鼠」というものがあります。
これは、骨折などを起こした際に、関節内に骨片が残ってしまい、その骨片が関節内を動き回ってしまうという病気です。
関節鼠が股関節に起こってしまった場合は、普段の生活にもかなり支障をきたす程の痛みを伴います。
こんな状態で生活するのはかなりつらいですから、痛みや違和感があれば、すぐにでも医師に相談してみましょう。
|
|
関節鼠ってなに?
股関節の痛みは歩くのも辛いものです。
この股関節の痛みから起こり得る病気はたくさんあります。
その中の一つに関節鼠と呼ばれるものがあります。
関節鼠とは、関節内部で剥離してしまった小さい骨のかけらが関節の中で動き回ってしまう病気です。
骨の破片が関節内で遊んでいるように動くことから「関節遊離体」とも呼ばれます。
関節鼠は20代の若い人や、成長著しい子供に発症する例が多く見られます。
原因となる病気としては、骨軟骨骨折、遊離性骨軟骨炎、骨軟骨腫、関節痛などが挙げられます。
骨軟骨骨折は、運動中に体をぶつけたり転倒したりすることで膝を打ち、その結果、軟骨と関節の骨が骨折してしまうことを言います。
この場合、骨折によってはがれた骨の破片が関節内部に残ってしまうのです。
遊離性骨軟骨炎は、栄養不足によって関節の骨の組織が腐敗して死んでしまう病気です。
組織が死んでしまうと、それに合わせて骨軟骨も一緒にはがれてしまいます。
このように、骨がはがれ落ちることから生じてしまうのが関節鼠です。
骨の遊離体が関節内で動き回るのですから、痛みが生じ、日常の動作にも支障が出てきてしまうのです。
特に股関節の痛みの場合は、支障が大きいようです。
|
|
|
年と重ねるごとに障害が絶えない関節。
関節を構造する仕組みは大まかに4つに分けられます。
まず1つ目は「関節面」。
これは、凸と凹の両面で構成されます。
つまり、骨と骨の繋ぎ目と思っていただければ分かりやすいでしょう。
もっと分かりやすく言うと、膝や肘の関節が正にそれです。
2つ目は「関節腔」。
関節腔は簡単に言うと、関節面にある隙間のことです。
3つ目は「関節包」。
これは、線維膜と滑膜でできています。
4つ目は「特殊装置」と呼ばれているものです。
この特殊装置には、靭帯や半月板などがあります。
生まれ持った機能で、ここまで完璧に仕上げられていること自体が奇跡という他ありません。
これらの機能の一つでも欠けた時に、人は痛みや違和感を感じることになるのです。
また、プラモデルを作られたことのある方は分かるかもしれませんが、可動部や関節部は非常に壊れやすいですよね。
人も同じで、区切られている部位はどうしても弱くなっているのです。
動き続けていれば、磨り減ってしまったり、または衝撃により破壊されてしまったり。
しかし、人体のすごい所はその壊れてしまった部分をある程度は身体の中で自然に元通りにしてしまうことです。
プラモデルだと、また接着剤だ溶接だと、すぐ直せるかもしれませんが面倒なものです。
当然、人間に接着剤は無意味極まりないので、サプリメントや食事でこれら修復機能の手助けをしてあげなくてはならないのです。
軟骨などであれば、コラーゲンやコンドロイチンなど、昔はなかなか手に入れられなかったものも、コンビニで手軽に買えてしまうので、そういったもので足らない所を補ってあげるのです。
何よりも、身体に無理をさせないことが身体のためです。
 |